20200114

どんど焼きのお祭りの話にしたいけど、地方イベントだったりするかな。
今日はハーブティーを大量に買ってきたから、のんびりお茶のみする鶴江渡。

「つ、る、み、さぁ~ん」
江渡貝は甘えた声で鶴見を呼んだ。
ソファに座っていた鶴見はだらりとした姿勢のまま、なぁ~に?と答える。
「今日買ってきたお茶。飲みましょうよ!」
江渡貝はそう言いながら電気ケトルに水を入れ、お茶の準備を始めていた。
二人はショッピングモールで衣食の買い出しをしていたのである。
そのついでに見かけたのがお茶の専門店。
花びらや、緑の草などが入っており、鶴見にその良さは良く分からなかった。
「見てください、お花が入っていて可愛いです」
にこり、とお茶の入ったパッケージを見せびらかす江渡貝の様子は可愛らしい。
「うん、そういえばこのお茶ってどんなお茶なの」
「えっと……淹れてみてからのお楽しみです」
江渡貝の背後から電気ケトルの中が沸騰する音がした。
江渡貝はぴょんと振り返ると、電気ケトルを持ってきて、鶴見の目の前にガラスのカップを置いた。ガラスと言っても耐熱性のものらしい。
遊ぶような手つきでお茶を開け、大ぶりなスプーンで茶葉をすくいカップに入れる。
コップの中には茶こしが入っているらしい。
がさりと入ったお茶に江渡貝がお湯を注ぐ。
すると、お茶は水色に色が変わった。
「鶴見さん、これ、青いでしょ」
江渡貝はそう言うと口角をあげた。
「もう少しすると色が黄色に変わるんです」
ブルーマロウっていう花の色ですよ
そう続けて江渡貝は鶴見にカップを差し出した。
「ふふ、可愛いお茶だね」
鶴見はガラスのカップ越しに江渡貝を覗く。
たまにはこんな風にのんびりした夜もいいな、と思いながら。

Share this...
Tweet about this on Twitter
Twitter
Print this page
Print