20191128 良いニーハイの日

「良いニーハイの日?」
江渡貝は怪訝な顔をして月島の方を向いた。
「あぁ、11月28日は良いニーハイの日だそうだ」
「なンっですか、それ」
江渡貝は不機嫌そうに答えるが、月島は流れる水のように滑らかに言葉を続ける。
「鶴見中尉殿がそうおっしゃっていた」
「んン!鶴見さんが?」
鶴見、という言葉に江渡貝は過剰に反応すると、頬を桜色に染めた。
「それならそうと早くいってくださいよぉ」と猫なで声で体をもじもじさせている。
「江渡貝くんの履いているそれ、ニーハイというものだよな」
月島は江渡貝の履いている膝上のブーツのようなものを指して尋ねた。
「えっと……たぶんそうです」
江渡貝自身作成物の名前までそこまで意識していなかったのだろう。
本人の思うままに作った洋服たちだからである。
「たしか……」
月島が何かを思い出そうとあごに手を当てて考え事をしていると、その背後から江渡貝の大好きな人物の声が聞こえてきた。
「江渡貝くぅぅん」
「鶴見さん!!」
江渡貝は背景に花と光を輝かせながら鶴見のもとへ走り寄る。
鶴見はハードカバーの本を開いて江渡貝に見せた。
英語表記の本だが、江渡貝には読めるらしい。
「あー、これは」
「そう、これがニーハイだね。江渡貝くんが今日、履いているブーツとおんなじだ」
にこりとニーハイブーツの写真を見せると、鶴見は江渡貝の頭をなでなでした。
そして、その隣にいる月島の頭もじょりじょりと撫でる。
「うん、うん、今日は良いニーハイの日だね」
江渡貝は誇らしげに胸をはり、ハイ!と元気に返事をした。

原作軸設定です……ニーハイあるかどうかよくわからない。
時代考察適当ですみません…!

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