親子ごっこ

鶴江渡だけど、親子ごっこもしてほしい。
ぎゅっとされた時に間違えて「父さん」と言ってしまう江渡貝くん。おや?と思う鶴見さん。
間違えたことに気付いて恥ずかしいし申し訳ないと思いながらごめんなさい、と謝る江渡貝くん。
「いいよ、父さんか」
娘が生きていたらこれくらいの年齢だっただろうかと思う鶴見さん。
「ねぇ、江渡貝くん。もう一度呼んでみてくれないか」
「えっと、父さん……?」
「うん、弥作」
弥作、と呼ばれて嬉しいような恥ずかしいような。
久しぶりにお父さんに名前を呼ばれたみたいな感覚で胸がいっぱいになる。
「父さん……」
涙声で呼ぶ。
「弥作」

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