くさい体(月島さんと江渡貝くん)

即興二次小説より(お題:くさい体 制限時間:15分) 「あークサイ!!」 江渡貝は眉間にしわを寄せて、クサイクサイと繰り返した。 不機嫌そうな口ぶりの江渡貝に対して月島は自分の腕のにおいを嗅いだ。 「あー、さっき風呂に入…

鯉江が鶴の乳首吸う話

鯉鶴江の3人がいちゃいちゃしていればいいよって話のメモ。 「ふたりとも、こっちにおいで」 鶴見の呼びかけに対して、江渡貝と鯉登は頬を火照らせた。 二人は意を決したように頷くと、鶴見のほうへ一歩近づいた。 鶴見は二人の若者…

夕張4人組のごはん談義

「ごはんのおかず、ですか?」 江渡貝は訊きかえした。 「そうそう、江渡貝くんは何が好き?」 「僕は……」 僕は、と言い江渡貝は何やら考え込んでしまった。 ごはんのおかずか、と江渡貝は繰り返した。 洋食が多い家庭だった。父…

江渡貝くんの話 原作軸 怪談風味

「あの家には近づかない方が良い」夕張に住む子供が言った。どうして、と訊ねれば彼処には一人しか人が住んでいないのに夜な夜な話し声がするから。と少年は答えた。ここら辺の子供に限らず、あの年頃の子供は噂話や迷信じみた話が好きだ…

鯉鶴 饅頭 原作沿い

饅頭だ。鯉登は饅頭を持っていた。何の饅頭かというと、鯉登の良く立ち寄る茶屋の娘が鯉登にくれた饅頭だ。鯉登は仕事のできる軍人だ。頭も切れる。それになによりも顔が良い。一見華やかな印象を持ち運動神経もよく、太陽に愛されたよう…

現パロ えどがいくんの話

即興二次創作(15分)からの再掲載。 江渡貝は本を読む。本を読むことが特に好きだというわけではなく、何となく、そこにある文字を眺めることが好きだった。通常のメモ用紙よりも幾分か滑らかな紙に、くっきりした文字が浮かぶ空間。…

家永さん

家永さんがわかいお嬢さんを解体するはなし。血みどろ注意。 こうして黒いドレスに身を包み、にこりと笑っていると死刑囚だった日々は遠い日常のように感じた。 家永はあのころと比べ、ハリを持った肌を撫でながら思った。 遠く、どこ…

月江鯉が話してるだけ 現パロ

現パロ・月島と江渡貝とコイトくんの話。 「これがうわさの……」 江渡貝は350mlのペットボトルを持ち上げて透明の液体を揺らした。 月島は「あぁ、そうそう、それ」と手元の電子端末で漫画を読みながら答える。 「昨日から発売…

江渡貝くんと鯉登くん

外で遊んだことがあっただろうか。 少なくとも物心ついた頃には僕は家の中で過ごしていたように思える。 記憶が正しければ、かつていち時期だけ、僕の家に日本人の少年が遊びに来ていた時期があった。 歳の近い、どこか軍人家系の子供…

猫と江渡貝くん

換毛期だろうか、と体のあちこちに毛玉を付けた猫を抱き上げながら江渡貝は思った。 この時期の猫は本当によく毛が抜ける。 飼い猫でもないくせに毎日きまった時間になると現れる猫をうんざりしたように江渡貝は眺める。 「なー」 猫…